令和8年度 夏季学術講習会
2026年7月12日、郡山市のビッグアイ市民交流プラザ第2会議室において、令和8年度夏季学術講習会が開催されました。
講演1
『映画「侍タイムスリッパー」を見て、こんな疾患に思いを馳せました』と題して、福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科講座 特任教授、諏訪中央病院 総合診療科 非常勤医師の山中克郎先生にご講演いただきました。

話題の映画をきっかけに、見逃されやすい疾患(ビタミンB1・B12欠乏症、ウェルニッケ脳症等)の病態や問診・観察のポイントについて、ユーモアあふれる臨床エピソードを交えながら分かりやすく解説していただきました。日常生活や食事摂取の状況を丁寧に聞き取る問診の大切さを再認識する時間となりました。
会場内では、眼振を観察する特殊なメガネ(フレンツェル眼鏡)と、山中先生自作の眼鏡を参加者全員が体験しました。
講演2・3
『「不登校」〜起立性調節障害、ADHD、HSP、自閉症などの中医学からの把握〜』、『「不登校」〜起立性調節障害、ADHD、HSP、自閉症などの中医学から鍼灸治療〜』と題して、本会会員で はり・灸・接骨・快生堂 院長 鈴木 暢弘先生にご講演いただき、鍼灸実演をご披露いただきました。

近年増加傾向にある小児・若年層の不登校や起立性調節障害、ADHD、自閉スペクトラム症、HSPなどについて、中医学的な捉え方と実際の鍼灸治療のアプローチをご紹介いただきました。鈴木先生ならではのご経験に基づく症例や、判断の難しい臨床例についてもご提示いただきました。実技供覧も行われ、患者様やご家族への関わり方、繊細な臨床感覚の重要性について深く学ぶことができました。
